指導方針

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論塾が目指す生徒像は自学自習できる塾生です。

講師は手取り足取り教えません。また塾生も受け身で教えてもらうことを期待していません。塾生はみずから学び、みずからを鍛える進学塾です。

中学受験、高校受験、大学受験と問わず、受験をする学年の塾生は、学校のある平日でも夕方17時から夜22時まで、学校のない週末や夏休みなどは朝9時から夜22時まで、とても集中して勉強しています。

受験学年ではない塾生も、毎日のように塾へ通い、真剣なまなざしで手を動かしています。

毎日通わなければならないという決まりはありません。

毎日通いなさいと講師が指示を出すことも一切ありません。

塾生はみずから足を運んでいるのです。

塾生はなぜ、そこまで猛烈に勉強するのでしょうか?

論塾には、

「第一志望に合格するために、厳しい勉強をしたい」

「みんなと同じことはやりたくない。自分のために、本気で勉強したい」

という塾生だけが集まっています。

友だちがいても、離れて座ってもらいます。問題演習をたくさんやります。

では、なんのために、そこまで厳しく勉強するのでしょうか?

すべて自分のためです。

友だちとワイワイ楽しく勉強したいですか?

それなら同じ学校や部活の仲間がたっぷり集まっている塾をどうぞ選んでください。授業中でも楽しくおしゃべりできますし、路上でもコンビニでもいつでも群れていられます。

手とり足とり教えてもらいたいですか?

だったら幼児を扱うように優しくやさしく教えてくれる個別指導の塾へ行ってください。

大手塾のように、有名な塾ではなければ信頼できませんか?

そういうご両親こそ、大手塾なみの知名度を持ったとき初めて、お子さんに信頼されると思います。

どちらで勉強するのが本当に合格へつながると思いますか? よく考えてみてください。

論塾は厳しい塾です

そう聞いてあなた何を思い浮かべますか? 怒鳴り声が聞こえたり、寝る間もないほど大量の宿題を課したりすると思いますか?

論塾は、厳しく接する塾ではありません。自分を厳しく鍛える塾です。自分から学び、自分で反復して、自分で達成感を得る。だれかに依存しなくても生きていけるように、自分で自分を高めていく。そんな思考法と勉強法を徹底的に指導します。

たとえば国語。

一般的概念(抽象)と具体、対比・対立、因果という3つの論理を身につけるために、徹底的な問題演習を行います。これも、ただ問題を解いて答えを出すというだけでなく、解答までの道すじを講師の前で説明してもらいます。

緊張します。言葉に詰まると、講師の視線が痛くなってきます。それでも自分の考えを伝えようと試みるのです。自分の考えや思いを、自分の言葉で、相手に伝える。

そうやって表現力や説得力を高め、一本とおった筋道のことである論理思考を鍛えていきます。

または英語。

論塾では音読指導に力を入れています。これは英文が収録されている音声を聴きながら、英語の文章を最低でも50回音読してもらいます。

疲れます。ノドも乾きます。それでも音読する。どんな勉強でも、量をこなして初めて質がともないます。量のない質は存在しません。

塾生は教室に入ると、講師が何もいわなくても音読練習を始めます。中学生なら1分間に100語、高校生なら150語ぐらいの速度です。

すると中1でABCの書き方から指導した塾生が、中2で英検3級、中3で準2級や2級に合格しています。

塾生はみな本気で勉強しているからです。

自分で自分を鍛える

人生は学期ごとに分かれていません。1時間ごとに必ず与えられる休み時間や、1か月以上遊んでいられる夏休みが与えられるもの、学校に通っている間だけです。

社会に出てからは、だれも一人ひとりのことなんて気にしてくれません。大人が気にするのは実績や売上といった数字ばかりです。

だからいまのうちに、自分を向上させる。だれかに依存しなくても、みずからの足で立てるように、自分で自分を鍛えるのです。