論塾では、学べます。

2か月以上にわたる休校や、緊急事態宣言が発令されても、子どもたちはみずから学びたいし、向上したいのです。

だから論塾は、授業を続けています。

時間割は調整しました。授業時間以外にも学ぶことのできる自立学習の時間も変更。そして、床面積が100平方メートル以下の学習塾として適切とされる感染防止対策をとっています。

講師・塾生ともマスクを必ず着用します。忘れた場合にも塾に常備しています。

入室時には全員、手を洗うことを徹底しています。

もともと、学習塾では珍しく縦横ともに天板が広い一人用の机で勉強していますが、さらに1人おきに着席することで、前後左右の間隔も確保しています。

教室入り口も天候が許す限り開け放ち、換気に努めています。

教室内には2基の換気扇があり、1基は常時、もう1基は室温に応じて作動させています。

etc…

もちろん、ご家庭の判断で授業を欠席しても構いません。その際には、復帰後に必ずフォローします。

しかし、出席しなさいとは一切強制せず、自分の頭で考えてごらんと促しているなかで、塾生たちは明るく元気よく通塾し、見事な集中力で勉強に励んでいます。

保護者の方からは、他塾のように休室にならなくて安心したという声が寄せられました。全員が手を洗うならばと、ハンドソープの差し入れなどもありました。

誰だって感染するのは怖いです。しかし、自分が感染しないように、周りに感染が広がらないように、塾生たちはお互いを気遣い、親御さんたちは子どもたちや、論塾までも気遣ってくれる。フランスの「知の巨人」ジャック・アタリの唱える『利他主義』を思い浮かべました。

何が正しいのか、何が正しくないのか。そんなことを断ずるよりも、まずは、自分にできることを、精一杯やる。

子どもたちがみずから、学びたい、向上したいという気持ちを、誰も奪うことはできません。

論塾では、学べます。