論塾の大学受験コースは、論塾で高校受験を経た継続生のみを対象としています。外部募集は一切行っておりません。ご了解ください。
さて、論塾の高校生コースはどのようなものでしょうか。
高校生になった!のに?
厳しい受験勉強を終え、高校生になったのもつかの間、「学校の勉強についていけない」「数学が全然わからなくなってしまった」「定期試験で平均点すらとれない」という沈んだ声をよく耳にします。中学時代にあれだけ得意になったはずの英語さえ、高校では嫌いな科目の一つになってしまうことがあります。なぜ高校に入ったとたんに変わってしまうのでしょう?
中学と高校はやはり違う
理由は、学習方法の乱れと、生活リズムの乱れにあります。
まず勉強面。科目数が増え、難易度も上がります。数学は数学Iと数学Aへ。英語も英語表現やコミュニケーション英語といった2科目に分かれます。国語も現代文と古典に。さらに中学時代はクラスの上位にいたとしても、高校では同じレベルの生徒が入学しているため、以前のような優位性はありません。中学生では得意だったという科目すら、周囲と差がつきにくいものです。
そして生活面。初めての電車通学。新たに挑む部活動。学校帰りに大型書店に寄り道するのも高校生活の楽しみです。しかし帰宅すると想像以上に身体は疲れ、夜も早く眠ってしまうことがあります。しかも翌朝は早起きしなければなりません。中学時代とは違って、土曜日に授業のある高校もあります。
これらのことから、だんだんと勉強の方法がわからなくなってしまったり、予習や復習が必要だとわかっていても、疲れて勉強どころではなくなってしまったりという声をたくさん聞きます。その結果、早ければ夏休み前にも、勉強についていけない、定期試験で信じられないような低い点数をとってしまった、という話が増えてくるのです。
高校での勉強を大切に
高校生にとって、まず大切にしたいのは、高校での勉強です。学校の勉強が順調になって初めて、部活動も楽しい、友だち付き合いも楽しい、学校外のことも楽しいとなり、結果として高校生活が充実するのです。
そこで論塾は、高校生の自主自立を支える大学受験コースを用意しています。
大学受験コースとは
論塾の高校生向けコースのねらいは、この3つです。
これらを実現するために、以下のような流れで指導します。
★全15科目:英語・数学・物理・化学・生物・地学・日本史・世界史・地理・政治経済・倫理・現代社会・現代文・漢文・古文より選択。
自分で通塾時間を組み立てる
そして何かと忙しい高校生を支えるため、論塾では平日は17:00~22:00、土曜日は13:30~22:00にいつでも通塾し、学習することができるしくみです。教科・科目に制限はなく、追加料金は一切ありません。
ですから、授業が早く終わる水曜日は早めに18:00~21:00に通塾する、部活のある金曜日は20:00~22:00に集中して学習に臨む、というように、講師と相談しながら個々の高校生活に合った学習計画を立てることができます。ただし、「きょうは疲れたから、塾を休んでしまおう」「なんだかヒマだし、今夜は友だちも来るから、塾に行っちゃおうかな」という気まぐれによる通塾は厳禁です。
あらかじめ相談して決めた学習計画に従い、自分の目標を意識して学習に励んでください。
小論文指導も完璧に
論塾の講師は、元全国紙記者です。月刊誌の編集者という経歴もあり、いわば文章作成のプロフェッショナルです。幅広い経験をもとに、文章を書くための指導法も確立しました。
国公立大学の2次試験をはじめ、国私立大学問わず学校型推薦、総合型推薦入試など、幅広く指導します。
合格者実績
東京大学、東京外国語大学、上智大学、青山学院大学、中央大学など
大学予備校は本当に必要か
最後に、よく質問を受ける『予備校』についてお話します。
大学受験のための勉強といえば、誰でも思い浮かべるのが予備校です。予備校に通わなければ大学には受からない、といった思い込みも深く存在しています。
予備校に通うメリットは、ずばり特定大学の受験に向けた対策が充実していること。国公立大学では東京大学や東京工業大学、私立大学では早稲田大学や慶応義塾大学などを目指すのであれば、過去20年以上の入試問題を分析し、傾向を把握して、予想問題まで用意している大手予備校は、本当に強いです。
予備校のデメリットはその逆で、特定大学以外の対策はしていないこと。GMARCHを対象とした難関私大コースであっても、法学部を看板にしている中央大学と、ミッション系でキリスト教の考えを背景にした青山学院大学が、英語で同じ出題傾向のはずがありません。
それでも最近は、大手予備校も、手取り足取り教えてくれる個別指導部門を用意してくれたり、中学生レベルから勉強をやり直ししてくれたりしています。ある大手予備校のWebサイトにある書店の年間売り上げ1位のシリーズは「中学レベルからのやり直し英文法」です。そのくらい、現在の高校生の学力も自己管理能力も低下しています。
ぜひ、勉強する自分に合った学習環境を選んでみてください。