「論塾って、まるで柔道や空手の『道場』ですよね」

難関私立高から有名国立大へ進学した論塾OBが先日、そのように印象を語ってくれました。

講師は決して教えすぎず、基本を大切にして、『型』の反復を重視し、塾生が自ら学び、授業ではさながら『稽古』のようだというのです。

言い得て妙なり。

それならば、年明けの3学期における中学2年生への指導は『寒稽古』でしょうか。学力や思考力の向上を図るのはもちろん、受験学年となる中学3年生へ向けて、精神の鍛練をも目指します。

【中2英語】英文法から英文読解・英文解釈に迫る

スラッシュ・リーディングを指導するプリント

2学期いっぱいで、中学2年生の単元学習はすべて終えます。そこで、復習を兼ねた英文読解にじっくり取り組みます。

1冊のテキストを徹底的にやり尽くすのが論塾の基本方針です。よって教材は、すでに反復を重ねている平常テキスト。そこに、私立高校の入試問題を題材にした長文読解問題があります。これを(1)速読、(2)精読、(3)音読という順に学んでいきます。

速読は、知らない単語や表現にとらわれず、ストーリーの全体像をつかむ練習です。毎回タイムを計測し、1分あたりに読むことのできる単語数WPM(Words Per Minute)を確認し、高めるようにします。

精読では、意味のまとまりごとにスラッシュ(斜め線)を引き、後ろから前というように「返り読み」をすることなく、前から後ろへ英文を読んでいきます。塾生は日ごろからこの「スラッシュ・リーディング」に取り組んでいますが、さらに文法面から正確な意味をつかむことを意識して読解していきます。

音読は、論塾では定番中の定番トレーニング。音声に自分の声を重ねながら、200語程度の英文を音読します。最終的には、英文を見ずに、音声だけを頼りに声を重ねていきます。

「アクティビティ」と称しながら、ポイント制で、英文の組み立ても意味も分からず英会話ごっこをしている学校の授業とは完全に異なる、真正面から英語に向き合う『稽古』をしていきます。

【中2数学】『場合の数』から『確率』へとつなげる徹底トレーニング

『場合の数』から『確率』へじっくりと取り組みます

中学2年生の数学において、最後の単元学習は『確率』です。しかし、これまでの指導経験からすると、中学3年生になってから入塾する生徒は、まったくといっていいほど、この『確率』ができません。

また、ある公立中学校では、中2の単元学習が年度内に終わらずに、この『確率』の授業を一切実施しないということが頻繁に起こっています。入門レベルの市販ワークブックをコピーしたものを春休みの宿題として課して、指導したことにしているのです。既成事実づくりとしか思えません。

そこで論塾では例年、1月から2月にかけて、小学6年生レベルの『場合の数』の基本から、高校1年生の数学Aレベルの『確率』の基本まで体系立てて学んでいきます。実際にたくさん手を動かしながら「数え上げ」たり、順列記号Pや組合せ記号Cを使わずとも仕組みから考えて計算したりしながら、難関私立校(高1レベル)や都立独自問題作成校(実は易しい)の『確率』問題に対応できる力を焦らず、じっくり、着実に身につけていきます。

中学2年生の3学期から始めるか、中学3年生の春から始めるか

中2の単元学習がほとんど終わってしまった3学期から入塾するのも、区切りのよい中3の春から入塾するのも、ほとんど変わらない。だったら、中3春の入塾でよいのではないか? そのように考える生徒や保護者の何と多いことか。

答えは否。中2の3学期入塾と、中3春の入塾では、強烈に差がつきます。

1月と2月の2か月で、中学2年生の勉強を、中学2年生のうちに学び直したり、より高めたりすることが、高校受験生として中学3年生の学習を余裕をもって始めることができるのです。

3学期からの入塾生は、講師によるカウンセリングの後で、中学2年生のうちに身につけておきたい、復習しておきたい分野や学習内容を見定めたうえで、独自の学習カリキュラムを作成し、指導していきます。もちろん、追加費用は一切必要ありません。

数学で図形の証明がいまいちうまくいかない。不定詞と動名詞は何となく日本語にできるけど使い分けがうまくわからない。そういった不安を1月・2月のうちに解消し、2月末の学年末試験にも十分な準備をもって臨みましょう。

まずは無料の体験学習から始めましょうか。電話(042-578-8526)またはメールでご相談ください。